これからコールセンターで働こうと思っている人は

コールセンターで働くストレスってどんなものなの?

と疑問に思う人がたくさんいると思うので、それについて自身の体験を元に書いてみたいと思います。

コールセンターのストレス度は高い


自分はとあるサービスの予約受付・お問い合わせ窓口のオペレーターとして働いていた経験があります。

が、約1年でリタイア・・・。もう電話を取りたくない・・・とずっと思い続けていました。


当然ですが、自分は「お客様が気持ちよく電話を終えられるように」という気持ちで真摯に仕事をしていました。お客様からお褒めの言葉をいただいたり、お礼を言われ嬉しくなることも何度もありました。


でも、どうにもできないお客さんが必ず一定の割合でいるんですよね。

例えば、会社の規定や利用規約にちゃんと書いてあって、天地がひっくり返っても覆らないようなことを「なんとかしろ!!」とヒステリーを起こして怒鳴りつけてくる人。

明らかに会社の問題というよりお客さんの自業自得なのに、粘って脅せば何とかなると思っている人・・・。

お客様との会話は録音させていただいている会社ばかりだと思うんですが、そういうことを知っていても「これ犯罪じゃない!?」というような恐ろしい恐喝をする人も。

ただ文句を言ってすっきりされる方や、オペレーターが解決できる件だったら全然いいんです!会社のミスや不手際であれば全力で謝ってベストな解決方法を見つけられるよう努力していましたが・・・。

何をやっても「納得いかない、返金しろ、菓子折りを持って謝りに来い」という人にはお手上げでした・・・汗

しかも、一度受信した電話はお客様が切るまで切ってはいけないというルールがあったので、何時間も喋り続けて謝りまくったことは数知れず。

そんな毎日なので、ジャンジャンかかってくる電話の中から、いつ自分が「クジ」を引いてしまうかドキドキしっぱなしでした。

そう、それはまるでロシアンルーレットのよう・・・笑 無事に一日が終えられるよう毎朝通勤電車の中で神頼みしてたくらいです。


そして、無事辞めてからもしばらくの間は、電話でクレーム対応してる夢ばかり見ていました・・・^^;


余談ですが、別のコールセンター経験のある元同僚によると、彼は最初から最後までお客様が怒鳴り散らしてるところで勤務してたそうです。

それでもまたコールセンターで働こうと思うなんてタフ過ぎ。


中には神様のようなお客様も・・・


もちろん、全員がクレーマーという訳ではありませんよ。

中には名前を覚えて下さって近況を報告話してくださる方、(本当はダメなんですが)ちょっと世間話をして下さる方、「大変でしょう?」と気遣ってくださる方(これぞお客様は神様!)もいました。

そういう時は本当に心が和んで何十分も話していたくなりましたがねえ。



ということで、コールセンターはクレームもかなり多いので、いくらアルバイトと言えどストレスは相当なものだと思います。

ただ、コールセンターによってアルバイトに任せる役割が違います。

また、上司の厳しさや環境も違うので、初めてコールセンターでアルバイトをしてみたいという人は、短期で始められるところが良いと思いますよ。